このブログを見てくれてる人は割とトライデント生が多いので、
今回はトライデント2年生向けに、アニメーションについて少し載せようかなと思います。
僕はアニメーションのスペシャリストではないのでそんなに多くは語れませんが、基礎的なことを。
アニメーションの12原則
■伸縮と収縮(SQUASH AND STRETCH)
■予備動作(ANTICIPATION)
■演出(STAGING)
■ストレートアヘッドとポーズトゥポーズアニメーション
(STRAIGHT AHEAD AND POSE TO POSE ANIMATION)
■フォロースルーとオーバーラッピングアクション
(FOLLOW THROUGH AND OVERLAPPING ACTION)
■スローアウトとスローイン(SLOW-OUT AND SLOW-IN)
■弧(ARC)
■2次アクション(SECONDARY ACTION)
■タイミング(TIMING)
■誇張(EXAGGERATION)
■シルエット(SOLID DRAWING)
■アピール(APPEAL)
この12のルールは、1981年にディズニーのアニメータがアニメーション技法解説書The Illusion of Life(生命を吹き込む魔法)の中で書いたものだそうです。
今2年生のムービー科ではロボットアームのアニメーション真最中だと思いますが、
どうしてもうまくいかない、活き活きしたアニメーションがつけれない、という方はこれを参考にしてみてはどうでしょうか。
というか今のうちからこういったことを考えながらアニメーションを付けましょう。
この中でもすぐに活用できると思うのは、
■フォロースルーとオーバーラッピングアクション
(FOLLOW THROUGH AND OVERLAPPING ACTION)
「フォロースルー」は、体から分離された物体(髪の毛など)が、キャラクターの動きが止まったあとも動き続けることを表します。「オーバーラップ」は、体の部位を異なる割合で動かすこと(「手」は頭やその他と異なるタイミングで動く)。
■2次アクション(SECONDARY ACTION)
たとえば、人間が歩くと同時に手を振ったり、手をポケットに入れたり、喋ったり、口笛を吹いたり、顔で感情を表したりすることができる。重要なのは、セカンダリアクションはメインアクションよりも目立たせようとさせず、メインアクションをより強調させること。
■スローアウトとスローイン(SLOW-OUT AND SLOW-IN)
初めゆっくり、中すばやく、終わりもゆっくり。この緩急は、なんだか気持良くなる。
■弧(ARC)
ほとんどの自然な動作は、円弧の軌道を描。アニメーションも、このルールに従えばとてもリアルになる。
はっきりした理由もなく自然な円弧を描かない動きをする物体は、液体よりも、不規則な動きに見える。
そのため、アニメーションを描く際には、たとえば、ポーズとポーズの間、指の先が自然な円弧を描くようにすべき。伝統的なアニメータは紙に明るく円弧を書き入れておき、リファレンスとして使って後で消していたそうです。
これを意識し始めるだけでまた少し変わってくるんじゃないでしょうか?
僕がこれを知ったのは2年後期だったので、ロボットアームをやる前に知っておけばな~と思ってました。
なので今ロボットアームをやっている人達はラッキーだと思って是非参考にしてみましょう。
ネットで調べれば実践してくれている動画とかも見つかるかと思うので、アニメーター希望の人は絶対覚えるべきです。ゼネラリスト志望の人も是非覚えましょう。
最近ちょっと発展的な部分の解説が多くなってきたので、次回は1年生向けの話題にしようかなと思います。
最近でも既に3年生が1年生のクラスに行って直接アドバイスをしてるのを見ました。そういう人が増えてくれるといいですね。僕も1年生に向けての記事を書きたいところですが、1年生は多分一人もこのブログを知らないんじゃ・・・。皆さん是非シェアしてくださいね!(`・ω・´)キリッ
ではまたノシ。
http://zenryokuhp.com/poser-oboegaki/archives/2012/08/cg_1.html参考

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