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2014年11月14日金曜日

【3dsMax】max2014サンプリングモードについて

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こんにちは
就活真最中の久目です。



先日学校の先生にmax2014のレンダリングについて教えていただいたので、忘れないうちにここに残しておきます。




僕の学校では今年の前期までmax2012で作業をしていましたが、後期からmax2014になりました。

max2014でレンダリングのアルゴリズムが変わり、レンダリング設定→レンダラー→サンプリング品質のサンプリングモードが変更できるようになっています。


max2012ではここが変更不可で、「クラシック/レイトレース」の設定になっています。2014から「統一/レイトレース(推奨)」が選択できるよになりました。




ブラーやレンダリングの品質を上げる際に、ブラーのサンプル数を上げるとレンダリングに時間が掛かります。


そこで、サンプリングモードを「統一/レイトレース(推奨)」にし、イメージ精度を「高」に設定すればレンダリング時間をあまり変えることなく品質をある程度向上させることができるようです。




試しにmax2014でWilly's Night of Surpreisesの1フレームをレンダリングしてみました。





モーションブラーの精度に差があるのが分かると思います



②は①と比べて2倍弱の時間が掛かり、③は①の4倍ほど時間が掛かりました(シーンによってはもっと掛かるかも)。


ちなみにmax2012で①と同じ設定でレンダリングした場合は①とレンダリング時間がほぼ同じで品質も変わりませんでした。



品質的には③>②>>①

レンダリング時間は①>②>>>③

って感じでしょうか。


「クラシック/レートレース」でイメージ精度を高にしたものと「統一/レイトレース(推奨)」でイメージ精度を高にした場合では時間はほぼ変わらないけれども「統一/レイトレース(推奨)」の方が品質が上がります。




今後max2014でレンダリングする際にレンダリングの品質を上げたいと思ったら、サンプリングモードを弄ると時間を掛けすぎず品質を上げられるかもしれません。





ちょっと試しただけなのでシチュエーションが変われば結果も変わるかもしれませんが、品質を向上させる手段が一つ増えたことだけ覚えておいても損はないかもしれません。











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