夏も終わり涼しくなってきたなぁと思いきやいっきに寒くなってきた今日この頃。
冬が嫌いな僕にとっては辛い季節がやってきました。。。
ということで今回はリグの勉強を始めようとした時につまずきやすいポイント、と言いますかジンバルについての簡単な解説動画です。
どうぞ。
■補足■
ジンバルを0に合わせておく理由はコンストレイントなどを正しく繋ぐためというのと、
回転ギズモを正しくコントロールできるようにするためでもあります。
ジンバル回転でコントロールしようとすると、ギズモのXYZのいずれかが重なって正しく回転できなくなる場合があります(ジンバルロック)。
じゃぁローカルでアニメつければいいんじゃね?となりますが、カーブエディタに表示されているXYZの値はすべてジンバルで表示されているため、ローカル軸でのX方向にカーブで調整したいなんて時にカーブのXを弄ってもおかしな方向に曲がることがあります。
アニメを付ける場合は、カーブエディタに表示されている数値がジンバルだということを頭に入れたうえで、シーンに合わせてジンバルやローカルを使い分けるといいかもですね。
(ジンバルで回転させててどうしてもジンバルロックがおきてしまった時とかにローカルでアニメをつける等)
それともし、リグが完成したけどジンバル表示にしたら既にジンバルロックが起きてしまっていた。
なんて時は、Alt+右クリックで出てくるクアッドメニュー左上のFreeze Transfomをクリックして「
OK」をすれば、現在の位置、回転を0にしてくれます。
正しくリグが組めてからもこれをしておけば、同じくクアッドメニュー左上のTransform to ZeroでFreeze Transformで0にした位置、回転に一瞬で戻してくれます。
TスタンスでFreezeしておけばアニメを付けたあとにすぐにまたTポーズ(0)に戻せるわけですね。
ちなみにこのFreezeTransformはコントローラに適応させるようにしましょう。
FreezeTransformを使ううえでの注意点は、ワイヤパラメータなどを*コントローラに仕込んだ後に使用すると、既に組まれていたワイヤパラメータがリセットされてしまう。ということです。
これは、オブジェクトの持つ*Controller(コマンドパネル→モーションタブ→Assign Controller)に新しくコントローラ(Frozen Rotation,Frozen Position)が更新され、以前組まれていたものが無くなってしまうためですね。
その場合は、FreezeTransfomを使ってControllerを追加して、そのあとにZero Pos XYZなどにワイヤパラメータを適応するようにしましょう。
*カタカナのコントローラはリグのコントローラ
*英語表記のControllerはXYZを制御するコントローラです。
最近はリグの話が多くなってきちゃいました。
次回からはまた違う話をしたいです!
それではまた~ノシ
検索からこの記事と動画にたどり着きました。
返信削除この辺の仕様をよく理解してなかったので非常に参考になりました。ありがとうございます。
ブログに訪問して頂きありがとうございます。
削除お役に立てたのであれば光栄です!
記事以外にも、この動画のここが分かりにくかった。解説されてないけどこれってどうやるの?
みたいなのがあればコメント頂けると掲載する記事の参考にさせて頂きます~。