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2014年5月27日火曜日

【3dsMax】サビディビジョンモデリングその1

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まずはモデリングの基礎的な部分の解説を。
これはこれからモデリングがしたいと考えてる人には必須の機能の一つですので、
是非実践して覚えることをおすすめします。


ハイポリモデルなどを作る際によく使われるのがサブディビジョンモデリングと呼ばれるモデリング方法でして、
「ターボスムーズ」モデファイヤを使ってモデリングしていきます。

モデリングは基本的には全て4角ポリゴンにするのが理想です。せめて5角。
3角ポリゴンがある場合、形状、レンダリングに影響が出る場合があります。




まずは普通に作成パネルからボックスを配置して「編集可能ポリゴン」に変換、
モディファイヤから「ターボスムーズ」をかけてみる。
丸くなりますね。面がなめらかになります。


次に、エッジ選択から1つエッジを選択、Alt+Rで「リング選択」、編集パネルから「接続」、
セグメント2、ピンチを上げて左右にエッジを寄せます。


エッジを寄せた部分の角が少し立ちました。


それを全ての辺に繰り返します。
すると、綺麗な四角になりました(`・ω・´)
基本的にはこうやって角をローポリモデルのエッジを寄せて作っていきます。


モデルに穴をあけましょう。「リング選択」、「接続」でエッジを三本均等に増やします。
ピンチを0にすれば均等にカットされます。


穴を開けたい部分の頂点を選択。
右クリックでメニューから「面取り」を選択。
頂点をドラッグで面を作ります。

ちなみにこのメニューはクアッドメニューといって、
ツールバー→カスタマイズ→ユーザインタフェースをカスタマイズから編集できます。
自分のスタイルにあったメニューを作れます。

僕はアニメーションつけたり、リグ組む時用に
カスタムメニューを作ってます。ショートカット設定してもいいんだけどね。
メニューのが分かりやすい。


画像のように対角線にエッジをカットしましょう。Alt+Cでカットモードにできます。
穴を開けたい面を選択し、クアッドメニューからインセットを選択して面を内側に増やします。
そしたら移動ツール(W)で少し内側に押し込みます。


そのあとクアッドメニュー「押し込み」で穴を掘る。
押し込んだ面にスケール(R)をかけ、丸みを持たせましょう。
さっきインセットして増えたエッジを選択、リング選択接続でエッジを立たせる。

インセットしてエッジを立たせるとそこにハイライトが綺麗に乗ります。
必ずそうしないといけない訳ではないので、モデルによって使い分けましょう。


穴が綺麗な丸になるように4隅の頂点を選択してスケールで調整。
このとき、右上編集可能ポリゴンのすぐ下にある試験管(?)みたいなマークをオンにしておくと
ターボスムーズをかけた結果を確認しながら編集できるので便利。


4つとも同じこと繰り返します。


ターボ後とターボ前。


対角線にエッジを入れるときは先にインセットしておくと
角と角で結べるので2重頂点事故を防げる。


複数同じ物を作るときはなるべく同時に選択して同時に編集しましょう。
作業は効率的に!


ターボスムーズをかける前のモデル。


ターボをかけるとこんな感じ。
サイコロっぽいけど穴デカイかな。


今回はエッジを増やしていく方法で穴を開けましたが、
ブール演算」という機能を使うともっと早くできちゃったりするんですけどね。
また機会があれば解説します。ではではノシ

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